前回の、浮気調査で探偵が撮影する”証拠写真” 安心のプロの技術とは?
では、
- 浮気調査の証拠写真をどう撮るのか?
- 張り込み、変装のプロの技
- 撮影機材、技術のすごさ
について紹介しました。
浮気調査の目的は”証拠集め”をして、その証拠をもって慰謝料を請求することです。
証拠のクオリティはとても大切なポイントです!
探偵事務所によって扱っている撮影機材ややり方が異なりますので、確認するようにしましょう!
今回は、探偵が作成する”結果報告書”は裁判でとても有利になるので、どんな書類なのか、なぜ有利になるのかを説明をします。
結果報告書にはどんなもの?

結果報告書とは、探偵が行なった調査について1冊にまとめた報告書です。
探偵が調査中に分かったことを時系列で記載し、調査の記録を分かりやすく並べて作成をします。
浮気の行動や経過も”結果報告書”を見ればわかるようになっています。
ターゲットがどのような移動や交通手段を使い、どこで浮気をしたかもみえてきます。
二人が接触した場所、会っていた場所うや施設なども細かく、リサーチした結果をまとめます。
居酒屋で飲んだ後愛人の家に行ったというルートであれば、結果報告書にもそのように記載します。出入りした時刻まで記録し、妻が把握していた予定との齟齬と裏付けすることができます。
結果報告書をさらに強力にするものが、”証拠写真”です。
2人が店や道でキスしている写真、ラブホテルに入店する現場など、決定的な瞬間をとった写真があると、より結果報告書のリアリティが増し、信用度が高くなります。
浮気相手の情報もデータ化

結果報告書では、浮気相手の調査をした場合、名前や年齢、住まい、職業や職場の住所も分かれば記載します。
不貞行為における慰謝料請求は、片方に責任があるのではないので、慰謝料を請求する場合双方に行うことができますので、請求を考えている場合は相手の情報についても調査を依頼しましょう。
夫にのみ請求をする場合でも、相手の出方次第で双方請求に切り替えることができます。
理想的な結果報告書は?
模範的な結果報告書は、次のようなポイントをおさえています。
・時間や場所、日付が正確
・文章が具体的
・細かい記録が残してある
・画像や映像が鮮明で顔も分かりやすい
結果報告書の裏付けとなる写真が不鮮明で、顔が判別しにくい…といったことがあれば、証拠としては弱くなってしまいます。
いくら結果報告書が完璧であっても、顔がよく分からない、撮影されたスポットがどこか分かりにくいといった写真では説得力に欠けてしまいます。
背景や本人、浮気相手の顔が鮮明に分かる写真かどうかも裁判の時に注目されるポイントです。
日付や時刻、場所の記載が正しいことも重要です。
矛盾がないかどうかの手がかりにもなります。
結果報告書はこんな時に有利!

結果報告書がどんなものか説明をしました。次に、結果報告書はどんな場面で有利に働くのでしょうか?
結果報告書を有利に活用する場面はこちらです。
・離婚訴訟
・離婚協議
・離婚調停
裁判の現場で活躍することが一般的です。結果報告書を出されたら、相手は浮気の事実を認めざるえませんね。
結果報告書があることで、弁護士も強気で交渉を始めることができ、請求額も報告書があることで証拠の裏付けができますので、金額はとても高くなる傾向にあります。
不倫が妊娠中・産後まもない行動だった場合、精神的に病みメンタルクリニックに受診した場合、自宅に連れ込んでいた経緯があった場合(矢口真里さんのように…)、不倫が引き金となり離婚した場合などは特に悪質と認められさらに慰謝料が上がる傾向にありますので、証拠が重要です!
おわりに
探偵の浮気調査は、基本的に結果報告書までが業務に含まれますが、業者によっては結果報告書は別途費用が発生する場合があります。
細かく時間や場所を記録し、浮気相手やターゲットの鮮明な写真を撮影して時系列で結果報告書をまとめるのは、素人には到底マネできない作業です。
説得力のある有力な結果報告書を作ってもらい、安心して請求・裁判に挑むことがおすすめです。
ここまでで探偵に依頼するメリットがわかったと思いますが、次に気になるのは費用ですね。
次回は、いよいよ探偵に依頼する場合の費用について紹介します。



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