『なにもない私が結果を出せた理由 前を向く力』は、歌舞伎町でキャバ嬢をしていた愛沢えみりさんが書いたビジネス本です。
ご本人は、「勉強もできず、頭も良くない私が成功できたのは、単にラッキーだっただけ」と控えめに語っていますけど、この本を読んだ感想としてはそうとうな努力家のように思います。
やはり起業して自分でアパレルブランドを立ち上げ、事業を大きくするには、それなりの努力が必要になります。
しかし、そんな人知れない努力をサラリと書いてしまうあたりが、彼女の性格の良さでしょう。
『なにもない私が結果を出せた理由 前を向く力』目次

第1章:頑張るということ
第2章:誰かと作る「一番」
第3章:自分以外を主役にする
第4章:一番の場所を、誰かのために
第5章:ありのままの美しさ引用:『なにもない私が結果を出せた理由 前を向く力』目次より
愛沢えみりさんの成功の秘訣は、出会いにあるように思います。
歌舞伎町でナンバーワンのキャバ嬢だったということもあるかもしれませんけど、いろんな人との出会いが彼女をここまで大きくしました。
彼女を支える人が周囲にいたのは、ラッキーだったと言えそうです。
さらに彼女は、自分の得たものをこれから自分が出会うであろう人達に提供したいと考えています。
なにもないところからスタートしようとする人に向けて書かれた本です。
キャバ嬢社長の愛沢えみり

愛沢えみりさんはかつて、歌舞伎町ナンバーワンのキャバ嬢でした。
引退のイベント時には、1億円のシャンパンタワーを用意したと言います。
起業してからは「キャバ嬢社長」と名乗り、美容や飲食店のプロデュースをはじめとして商品企画まで幅広く手がけます。
2013年に「Emiria Wiz」というアパレルブランドを立ち上げ、ネット販売だけで月商2億5000万円を売り上げて成功しました。
「Emiria Wiz」の2020SSの商品はこちら

大人っぽさの中にも上品な女性らしさが一面に出たお洋服ですね。

細かいディティールにえみりさんのこだわりを感じます。

愛沢えみりさんは小悪魔Agehaのモデルを勤められているので、若い人向けのファッションかと思いきや、かなり大人っぽい落ち着いたお洋服が多く驚きました。
とってもかわいいので、「Emiria Wiz」を見てみてくださいね!
さらに、廃れたキャバクラをプロデュースして売り上げを3倍に伸ばすなど、活躍の場を広げています。
何がきっかけになるかわからない

目標がない、やりたいこともない、無駄に過ぎていく毎日。そんな日常を変えるためには、どうすればいいのか!?
えみりさんは、正直に「それは、私にもわからない」と答えています。
ただ、彼女の場合は、出会いにより変わることができたようです。
だからこの本には、「あなたもがんばって!」という力強いメッセージが書かれています。
継続が力になる

えみりさんは、「努力は裏切らない」と言います。
・あきらめないこと。
・ブレないこと。
・たいへんなときこそがんばること。
なににつながるのか今はわからなくても、目の前のことをコツコツやることが大切です。
人生は予測できるものではなく、思う通りにいかないこともあったけど、次ぎにつなげようと頑張ってきました。
誰とするかが大事

会社は、一人ではできません。良いスタッフが揃ってはじめて軌道に乗ります。
えみりさんは、「持つべきプライド」と「捨てるべき」プライドがあると説明します。
彼女は苦手なことや嫌いなことは、人に任せる主義だそうです。人に頼ることも、大切なのです。
この本では、人間関係を深めることのできるSNSの使い方についてもアドバイスしています。
愛沢えみりの名言

愛沢えみりさんの名言を紹介します。
「人から認められることでなれる“一番”がある」
今まで多くの人に応援されてきた彼女だから言えることでしょう。
えみりさんが「自分のウリを作る方法」について教えてくれます。
「勝手な先入観で人を判断しない」
キャバ嬢時代には良きライバルを作り、そのライバル達から学んできたと言います。
「肩書きより『何をするか』が大事」
肩書きは、ただのアピールにすぎません。
やってることの中身が重要です。
「他人にしてもらってうれしかったことをする」
他人にしてもらってうれしかったことを返すだけで、恩返しになりそうですね。
ただ、その人の立場になって考えることが大切です。
「ベストを尽くすうちに、できることが増えていく」
彼女は、「たいへんなときこそがんばるのが、私の美学」と語っています。
この本は、えみりさんが過去を振り返ってみたときに、「あのとき、こうしたからうまくいった」と回想して書かれたものです。
彼女なりの起業の仕方や営業のスキル、売り上げや年収をアップする方法を教えてくれます。
しかし、「私の今があるのは、単純にラッキーだったからとしか思えません」と言います。
彼女は独自のアパレルブランドを立ち上げましたが、お客様に喜んでいただくために「この服を着てがんばろう」と思えるような服づくりをしています。
本人は、「そもそも自分の計画や考えがうまくいったことはほとんどありません」と語っています。
好奇心旺盛なえみりさんはいろんなことをするたびに、失敗を重ねながら結果を出してきました。
「なにも考えられていなくても、結果が出なかったとしても、目の前のことを一つずつこなしていけば、なにかのタイミングで幸運なことがある」
不器用な彼女は、事前に何かを用意して対策するのが苦手な様子です。たとえ遠回りでも、地道に一歩一歩前に進むことでつかめるものがあります。
そんな心がけを持つことで結果を残すことができたのでしょう。
彼女が書いたこの本が、これから起業したいと考える人の参考になれば幸いです。



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